バストは女性らしい美しさの象徴です。形のよいバストは、より美しいプロポーションをもたらし、ファッションまで変わってくるものです。
バストの手術には、小さいバストを大きくする豊胸術、大きいバストを小さくしたり、たるみを取る乳房縮小術(吊上げ術)があります。また、大きな乳首を小さくしたり、陥没している乳首を出す手術や、乳輪を小さくする手術もあります。
バストを大きくする豊胸手術には、バッグ(人工乳腺)を入れる豊胸術と、自分の脂肪を胸に注入する豊胸術(脂肪注入)の2種類があります。それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがありますので、当院ではその方のご希望に合わせてご提案させていただきます。
バッグを大胸筋の下または上に挿入し、胸を底上げし、胸のボリュームをだすものです。大胸筋下法と乳腺下法の2通りがありますが、
一般的にはやせている方、バストが小さい方は大胸筋下の方が自然な感じになり、バストの大きさがある程度ある方やたるみが大きい方は乳腺下法が自然な感じになります。どちらの方法が適しているかは、状態や希望を拝見した上でアドバイスいたします。
いずれの方法でも、バッグでの豊胸術の手術のポイントは仕上がり(大きさ・形・やわらかさ)
の自然さ、安全性、手術中・手術後の痛みのコントロールになります。
コンピューターシミュレーションを使用したカウンセリング
豊胸手術前にどのくらいの大きさにしたいのかと聞かれても漠然としたイメージしか湧かない方が多いのが現状です。
カウンセリングではコンピューターによるシミュレーションシステムを使用し、豊胸術後のバストの状態をイメージすることができます。
これにより2カップ、3カップといった漠然としたイメージではなく、視覚的に豊胸術後の状態を把握できるので大きさの決定ができます。
豊胸術後の痛みのコントロール
豊胸手術中は、精密持続注入装置を使用した完全無痛静脈麻酔を行いますので、全く痛みや不安を感じることなく手術をお受けになれます。
また、豊胸術後は痛みを強く感じる方がいらっしゃいますが、当院では、痛み止めの成分が徐々に放出されるシールを使うことで、 痛みをほとんど感じずに過ごすことが可能になりました。
美容外科における麻酔についてまとめたページも参考にしてください。
豊胸術後の自然な仕上がりのために
やわらかさに関しては豊胸で選択するバッグの種類にもよりますが、アフターケアの良し悪しが仕上がりの状態に大きく影響します。
豊胸手術を受けられた方みなさんに満足していただくために、当院ではアフターケアを十分に行ってもらえる環境を作っています。
- マッサージ不要のテクスチャードタイプのバッグの使用
豊胸手術にはカプセル拘縮が起きづらいザラザラタイプのバッグを使用します。中でも最新のパーテースバッグやバイオセルバッグは、
触感が良く、拘縮が起きづらいので、特にお勧めです。(このバッグを使用しても軽いマッサージはした方がよいと勧めています)
- ドレーンの使用
豊胸手術によりバッグの入っているスペースに炎症物質が溜まると拘縮を起こしやすくなります。
この炎症物質をドレーンという細い管によって体外に排出してあげるわけです。ドレーン不要というクリニックも見受けられますが、
手軽さだけを強調しているように思われます。たった一晩のことですから、仕上がりを重視すればドレーンは必須なものとお考えください。
- インディバ高周波トリートメント
豊胸術後のカプセル拘縮の予防に最も効果が高いといわれているのがこのトリートメントです。 この温熱トリートメントによって血行を良くし、炎症や痛みを抑えることができます。当院では最新の機種MD320を導入いたしました。豊胸手術後1~3ヶ月はこのトリートメントをできるだけ受けていただくことで一段上の仕上がりを実感できます。 当院では、バッグでの豊胸手術後にこのインディバトリートメントを6回まで無料で受けられます。
- 拘縮予防薬の服用
豊胸手術後の拘縮予防に効果の高い内服薬を処方します。この薬で拘縮の確率を減らすことができます。
- マッサージ
テクスチャードタイプのバッグを使用した場合、豊胸手術後の苦痛を伴うような強いマッサージは必要なく、ソフトマッサージをお勧めしています。
マッサージが全く必要ないと言ううたい文句も手軽さを強調したものだと考えます。

脂肪注入による豊胸術

下半身などの気になる脂肪を用いてバストアップを図るという一石二鳥の方法です。
脂肪は下半身につきやすく、上半身から落ちやすいという性質があるため、上半身と下半身のアンバランスに悩んでいる方も多いですね。
脂肪注入による豊胸術は人工物を使わないので手術に対して抵抗が少ない、バストを触っても全くわからないなどのメリットがあります。注入した脂肪は毛細血管が入り込み、生着し、もともとの自分の脂肪と同化します。
生着率には個人差がありますが、注入した脂肪のおよそ40~50%程度と考えるとよいでしょう。
一度に生着できる脂肪には限度がありますので、1カップくらいがバストアップの目安とお考え下さい。
2カップ以上のバストアップがご希望の場合にはバッグによる豊胸術をお勧めします。
[PRP注入療法の併用]
血小板には「成長因子」と呼ばれる、体の細胞を若返らせる成分があり、この成長因子によってコラーゲンの産生や毛細血管の新生などが促され、バストに注入した脂肪の生着率を向上させることができます。 (脂肪注入による豊胸術の費用+8万円)
脂肪幹細胞注入について
一部のクリニックで脂肪幹細胞注入と称して、通常の脂肪注入による豊胸手術よりも高額の手術費用を設定していることがあります。脂肪幹細胞は吸引した脂肪の中に必ず含まれているものです。ですから通常の脂肪注入法を脂肪幹細胞注入と称することがあながち嘘とは言い切れないのは確かです。ただ、いかにも吸引した脂肪から幹細胞を抽出し通常の脂肪注入よりも定着率が高いものだと患者様に誤解をさせる名称は問題だと考えています。
本当の脂肪幹細胞注入は特別な設備がなければ行なえないものであり、通常のクリニックでは不可能だとお考えください。患者様に誤解を与える表現(悪い言い方をすると騙すような表現)をするクリニックは、その他の施術に関しても手術経過に関しても信頼できないものだと感じております。当院では、そのような表現は決していたしません。
乳頭縮小手術

乳頭の大きさの悩みも手術によりご希望の大きさにすることができます。
余分な組織を取り除き、丁寧に小さく縫い縮めるもので、傷跡はほとんど目立たなくなります。
手術後の授乳も可能な方法で行いますので安心してください。
陥没乳頭

陥没乳頭はもともと乳管が発育不全であったり、組織の癒着があることで乳頭が突出していない状態をいいます。陥没の程度によりますが、刺激をしても出てこないような状態の場合、美容的な問題だけでなく、不潔になりやすく、授乳にも支障があります。状態によって手術方法も変わってきますが、その方の状態を診察した上で最適な方法で手術を行います。
乳輪縮小手術

乳輪の内側を切除して縮小する方法と、外側を切除して縮小する方法がありますが、状態を診察した上でご希望も伺い、最適な方法で手術を行います。